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2023年05月30日

令和5年(2023年)夏越の大祓式について

「夏越の大祓」を6月30日(金)17時より斎行致します。「夏越の大祓」は、どなたでもご参列いただけます。ご参列をご希望の方は、6月30日(水)16時55分までに服部天神宮のご本殿前にお越しください。

大祓とは、一年を半期に分け、毎年6月30日「夏越しの大祓」、12月31日「年越しの大祓」として、年に2回災厄の原因となる諸々の罪やケガレを人形に遷し、日々の生活を清々しい心身で過ごせますよう、祓い清める神事です。

神道では、人は本来、素直で清らかな心を持っていると考え、生活している間に、知らず知らずのうちに、心がくもり、元の状態から遠ざかっていくことを、人形に罪やケガレを遷し、祓い清めることで、本来の心を取り戻すと教えます。

「夏越の大祓」では、境内に茅(ちがや)で巻いた大きな「茅の輪」を設置されます。

本年は、6月24日(土)から7月4日(火)まで境内に茅の輪を設置しております。

茅の輪の起源については、蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、 そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

くぐり方は、茅の輪を左、右、左と八の字に三度くぐった後、最後にくぐって正面のご本殿へ進んでいくという流れです。

茅で作った大きな輪をくぐることによって心身を清め、無病息災を願う茅の輪くぐり神事がございます。どなたでも参加できますので、ご家族皆さまお揃いでご参列ください。